札幌国際芸術祭2024「とある未来の雪のまち」会場サイン

Client: 札幌国際芸術祭2024
Release: February 11, 2024

3年に一度開催されるアートイベント「札幌国際芸術祭」における6つの主要会場のうちのひとつである大通り2丁目会場にて実装された、実験都市インスタレーション「とある未来の雪のまち」のメインビジュアル・会場ロゴ・会場サイン・展示キャプションなどの企画・デザインを担当。

無電柱化によって縛られていない空、降り積もる白銀の世界。まるで情報がリセットされたかのような今回の会場空間にFlowplateauxでは水平方向に色と高さで必要な情報を配置し、新たな都市機能として「とある未来の雪のまち」のインフラとしての会場サインを制作し、今回協働した日建設計では、会場サインを辿った先にある、五感を使って身体的に経験される都市的サインを制作した。

インフラとしてのサインでは展示に必要なマップや作品キャプションなどのサイン、交通標識などの街として必要なサインをそれぞれ分類、企画。サインを掲示するためのマテリアルとして選定した単管で構成したユニットに、それぞれの機能に応じた高さと配色で設置した。

単管が公園や広場などに馴染みのある素材や配色のため、仮設で作られたものではなく、まるでずっとそこにあった遊具のような、ワクワクさせる存在になった。

開催概要
会場:さっぽろ雪まつり 大通2丁目会場
   札幌市中央区大通西2丁目
会期:2024年2月4日(日)〜11日(日・祝)

Credit

Functional Signage
Creative Direction: Seiichi SAITO (Panoramatiks)
Art Direction: Hiroyasu KIMURA (Flowplateaux)
Design: Ichiro KOJIMA / Kaori FUJII (Flowplateaux)
Strategic Design: Takuya ABE (Flowplateaux)
Structural Design: Takahito HOSONO
Project Management: Ayano SATO (Panoramatiks)

Signage Installation
Plan, Design, Production: Momoko KAWAKAMI, Takayuki SAKAMOTO, Makoto SEKIYA, Kanji TAKEDA, Fumi TSUDA, Akira TSUJIMOTO, Yurika UENO, Hiraki YASUDA (NIKKEN SEKKEI LTD)
Acoustics: Tomo TAKAGI, Kazuki UKITSU (Hibino Corporation), Tatsuichi HASAKI (Hibino Spacetech Corportion)
Lighting: Taketo AKIYAMA, Yuki SHIBATA, Kaoru YAMAGUCHI, Shuhei YASUKAWA (Architainment)


Signage Construction
Naoki INABA (zenn inc.)