富士山の麓でジビエの解体・加工から販売まで行うジビエセンター「DEAR DEER (ディア ディア)」が7月にオープンしました。
年間200万人が訪れる「道の駅富士吉田」に隣接し、処理加工だけでなく、ジビエの販売を通した“集客施設” として、また、地産地消やジビエ文化について知ることのできる “学習施設” としても機能する全国的にも例のないジビエセンター。当センターのビジュアルデザインを、フロウプラトウが担当しました。
「富士の動植物の気配」をコンセプトに環境を映すものとし、ロゴサインは日光や自然環境をリフレクトする象徴的な存在感を、またサイン計画やオブジェなどは空間に馴染ませたデザインとなっています。
そのイメージから嫌悪施設として市街地から離れた場所に設置されて いることが多い、ジビエ加工施設。本来は環境保全や持続可能な社会のあり方を考える上でとても重要な事業であることに着目し、一般の方たちが親しみやすいような試みを行いました。ぜひお越しください。
◾️施設概要
富士山ジビエセンター DEAR DEER（ディアディア）※2024年7月17日オープン
〒403-0006 山梨県富士吉田市新屋725-3 （道の駅富士吉田 隣り）
TEL:0555-73-9111
ショップ営業時間 金～月曜日 10:00～16:00 ※定休日 火～木曜日
CREDIT
Produce: Ayahiko Sato (Flowplateaux)
Art direction and Design: Ichiro Kojima (Flowplateaux)
Client: Fujiyoshida City
Design supervision: O.F.D.A. Sakaushi + Nakagawa
Visual design: Flowplateaux
Illustration: Sho Fujita
Book direction: ORDINARY BOOKS
Object design: OFF-FLAT
Structural design supervision: Dix
Exhibition construction: emo